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コラム

2019.01 新京都八景…年の初めのいのしし詣で 護王神社の初参り

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 京都でイノシシ神社と言えば、烏丸下長者町の護王神社である。狛犬に代わって2頭のイノシシが迎えてくれる境内には、ご祭神の和気清麻呂公と姉君の広虫姫を守ってイノシシ様がご神獣として祀られている。特に、チェンソーで桂の根株を彫り込んだ「飛翔親子猪」や、北山杉の「昇り神猪と降り神猪」のオブジェが目を引く。
 平安京の造営に大きく貢献した和気清麻呂が、その前の平城京末期の頃、権勢を振るっていた道鏡によって大隅半島に流罪とされ、さらに闇討ちの刺客を差向けられたところを数百頭の猪が護ったことから、清麻呂の守護神として一緒に祀られている。
 足腰の強化にご利益があると、従来から年配者のイノシシ様詣でが多かったが、最近はサッカーやフィギュアスケートのアスリート、高校駅伝の選手も訪れ、少子高齢化社会の今、多産安産にあやかりたい夫婦も多くて、特に今年は賑わっている。

 古代中国の商(殷)の時代から使われだしたという干支は、元々10の幹(=干)である甲・乙・丙・丁…と、12の枝(=支)である子・丑・寅・卯…の組合せによる60を一サイクルとして暦や時間、方角が定められ、そして占いの根拠とされていた。いつの頃からか子・丑・寅・卯…亥は、その字面からネズミ、ウシ、トラ、ウサギ…と12の動物が割当てられようになり、字の読めない人にも親しめるようになったのだが、今年の干支すなわち『亥』(ガイ…次に繋ぐ種・核の意味)の動物は、猪ではなくナント 豚!なのであった。今も中国やその周辺諸国では、豚が今年の主役なのである。

 昔の日本には豚がいなかったのか、或は『亥』の字面に、立上った猪をイメージしたのか、何とは無く日本人のセンスが感じられる。が、もしも中国のように豚であったなら、賀状には愛らしい子豚が描かれていただろうが、軟弱志向の今となっては、同じ子沢山でも猪突猛進、パワフルなイノシシ画像が似つかわしいし、その方が護王神社も賑うことだろう。(M)

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