コラム

2010年7月 京の花-京町家の朝顔

2010 July 京都の街は、そろそろ祇園祭。山や鉾のある町内では、7月始めの吉符入りから祭りの準備が始まり、17日の山鉾巡行をクライマックスに月末まで神事が続く。

 地獄の釜の蓋が開くという京の夏の到来、昼下がりともなれば人の往来もまばら。
 しかし、昔から京町家では吹抜けや坪庭で風の通り道を作って涼をとり、風鈴や生け花で涼を感じてきた。その一つが、朝顔。病虫害に強く、青々とした葉っぱと、涼しげな早朝の朝顔の花は、京の夏に欠かせない。

 京町家に住む知人宅を訪問したら、玄関脇に置かれた陶器の朝顔 (=小便器)に、季節の花々が見事にアレンジして活けられていた。京都は省エネの町でもあり、伝統文化―革新の町でもある。(M)

【2010年07月01日】

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