コラム

2011年2月 京の花-北野天満宮の梅

2011 February 立春を過ぎてもまだまだ冷え込む京都盆地。新芽も固いままなのにつぼみが膨らみだして、気がつけば咲いている梅の花。
 『東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花…』と詠んだ菅原道真に、生前はもちろん死後も怨霊となって活躍された京都では、ゆかりの神社だけでも10数神社。それ以外にも寺社の境内や町家の坪庭など様々なところに植栽され、白や紅、時に黄色の梅さえ開花している。

 北野天満宮では、入梅前に採取された小梅が天日干しされ、正月の縁起物の大福梅として授与されているが、城陽市の青谷梅園の梅干は、寺田芋と並ぶ全国ブランド、甘酸っぱくて美味しい。
 京都御苑の梅も、その昔やんごとなき方々が梅干にして召されていたのだろうか?

 梅から始まって、桃、桜、木蓮、山吹と、これから京は春爛漫。
 しかし、京都の春は『東風吹いて 黄砂止めてよ 梅の花』と言いたくなる季節の到来でもある。ザッケロJapanのような強い日本の復活が待たれる。(M)

【2011年02月01日】

前のページへ戻る