コラム

2011年3月 京の花-庭の桃

2011 March いつの間にか朝が早くなった庭先に桃の花が咲きだすと、京都にも本格的な春が訪れる。
 桃の節句は女の子のお祭り。もともと上巳の節句として河に入って女子の災厄を禊ぎ成長を祈った古代中国の習慣が、流し雛や曲水の宴ともなり、さらに室町時代には雛人形を飾るようになったとか。

 桃は昔からめでたい果実として喜ばれ、花もまた邪気を祓うパワーがあるとして尊ばれた。確かにこの時期、冷たい鴨川に入って災厄を祓うよりは室内で優雅に雛人形と桃花を愛でながら、桃酒を楽しむほうがはるかに無病息災、女の子の成長にとっても良いに違いない。

 桃パワーに溢れた女性の活躍がビジネス現場でもさらに進めば、生産人口の減少など気にすることは無いだろう。(M)

【2011年03月01日】

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