コラム

2011年4月 京のパワー-白峯神社

2011 April 球技の神様、武道の神様、そして学芸の神様…白峯神社。
 元々は蹴鞠、和歌の宗家として知られる飛鳥井家の邸宅跡に明治天皇が鎮護を願って崇徳天皇、淳仁天皇の神霊を祀るために創建されたという…。蹴鞠道の神=精大明神はあらゆる球技の神様。源為義・為朝父子を祀る伴緒社、こちらは弓を初めとする武道の神様。そして、水・染・醸造の守護―潜龍社。

 さほど広くはない境内に、今は蹴鞠の庭が設けられ、本殿にはサッカーの代表選手や、高校ラグビー3連覇の啓光高校記虎監督の色紙やボールなどが飾られ、4月14日の「春季例大祭」には、蹴鞠の試合が奉納されるという。

 この神社のテーマは、勝つ意欲、怯まない闘争心なのだろう。そう言えば、主神の崇徳天皇も淳仁天皇も志し半ばで配流され崩御されたが、その神霊を新生日本の守護霊として明治元年に復活されたのがこの神社。東日本大震災以降、萎縮しがちな日本、この神社の『闘魂』を心に厳しい試練に立ち向かいたい。(M)

 (白峯神社は今出川堀川東、京都本社から車で約10分の位置にあります)

【2011年04月01日】

前のページへ戻る