コラム

2011年8月 京のパワー-下鴨神社

2011 August 京都は水の都でもある。
 平安京以前、高野川-賀茂川沿いには大和国を経由した鴨一族が、保津川-桂川沿いには秦一族が渡来し土着して、生活文化圏を築いてきたのもこの水の恩恵が大きく、今も豊穣な地下水が伝統工芸や精密工業、そして絶品の味-京豆腐等の都の食文化を支えている。

 その鴨氏の氏神であった下鴨神社では、毎年7月土用の丑の日には御手洗池で足をひたして、罪や穢れを祓い無病息災を願う「御手洗祭り」が行われている。
 この池の裏手を流れているのが泉川。御影通りから下鴨神社に続く参道に沿って、糺の森の深い緑の木々に囲まれて流れるせせらぎは静謐そのもので、御手洗神社-御手洗池と相乗して、夏には一層水の恵みを実感する。

 御手洗神社の祭神は、当社が参加している祇園祭の山鉾「鈴鹿山」のご神体と同じ、穢れを清める水の神「瀬織津姫」であることを極最近知りました。 (M)

 (写真は糺の森の泉川、当社から車で10分、京阪電車出町柳駅より徒歩5分の位置にあります)

【2011年08月01日】

前のページへ戻る