2010/06/01
2010年6月 京の花-三室戸寺の紫陽花
梅雨の時期の花と言えば、紫陽花。しっとりと雨に濡れた緑の葉に囲まれて光彩を放っている紫陽花は、「はんなりと...」という京言葉がぴったりする。
宇治の山あいに静かに立つ『三室戸寺』。紫陽花園には30品種、1万株もの紫陽花が植えられ、6月上旬から7月上旬の約1ヶ月にわたって楽しめる。夜9時までは、夜間も開放もされており、闇の中にライトアップされて浮び上がる紫陽花も、境内の雰囲気とコラボレートして幻想的で美しい。
当社『キャンパスプラン』ユーザの京都文教大学様から車で東南へ10分の距離にある三室戸寺は、奈良時代の創建で阿弥陀三尊や三重塔等多くの重要文化財を有し、春の桜からつつじ、石楠花、蓮、萩、菊、紅葉とほぼ年中楽しめる花の寺でもある。(M)